傍聴記#33 飲酒運転 実刑

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被告:20代っぽいチャラ男
概要:飲酒運転をして路肩に車をぶつける
※青文字は俺の感想


~~開廷前の廊下にて~~

※法廷の部屋の外に貼り出されている開廷票を見ていたら、被告人と弁護士がこちらにやってくる


被告「今日はよろしくお願いしまっす!

弁護士「どうもー、法廷はもう開いているみたいだね!じゃあ入ろっかー

被告「も、もう入るんすか!?

弁「うん。あ、そうそう。1か月くらいしたら検察から電話がかかってくるから。そしたら出頭してねー

被告「わかりました!


(・・・なんかさわやかなやりとりだな。被告人がちょっとかわいいw)


※その後、開廷前の静まり返った法廷にて、裁判官が入室するのを待つ。すでに着席している弁護士も検察官も無言のまま。
被告は証言台の横にある被告人席で顔をうつむけてうなだれていて、下を向いたまま体をプルプルさせている


(ビビりまくってるなwもうすでに面白いw)


※・・・ガチャっ! 裁判官が入ってくる

書記官「ご起立ください

※全員で起立して一礼


~~判決~~

裁判官「時間になりましたので判決です。主文。被告人を懲役10月に処する。罪となる事実は次の通り


(えっ?飲酒運転で実刑?いったい何やらかしたんだお前・・・)


裁「X月X日、午前0時。普通貨物自動車を運転して帰宅途中だったところコンビニに立ち寄る。そして酒を買ってそのままコンビニの駐車場で、車内で酒を飲みながらスマートフォンのゲームをしていた。

裁「そして帰宅中に自損事故を起こす。場合によっては重大な人身事故を引き起こす恐れのある危険な行動。


(にいちゃん、何しとんねん・・・)


裁「被告は無免許過失致傷の罪で執行猶予期間中であった。
被告には社会規範を守る意識に欠けている。なので矯正施設での更生はやむを得ない。


(それはやばいだろ・・・終わったな)


さ「以上、閉廷

※判決後にうなだれたまま法廷を出ていく被告人


(・・・あれ?有罪判決なのに誰にも拘束されないまま普通に弁護人と一緒に法廷を出ていったぞ・・・?


俺感想
あ、そうか。被告人は在宅起訴か。

裁判になるレベルの一般的な罪を犯した場合、ほとんどの人が拘置所にいたり、保釈中という身分になる。そして有罪判決が確定するとそのまま刑務所行きになる。(控訴を除く)

しかし軽微な罪で起訴された場合における在宅起訴になると、有罪確定後に収監の準備が整うまでの間しばらく自宅で過ごせるというシステムになる。

今回は軽微な罪なんだけど悪質で合わせ技で実刑になった、というレアケースとなる。

そういえば一番最初に廊下にて弁護士が「1か月後に検察から連絡来るよー」って言ってたな。

1ヵ月は家で過ごせるけど、検察から呼び出されたら彼は刑務所に行くことになる。

やってたソシャゲはもう強制卒業だな。今後は早く刑務所をクリアできるよう頑張ってくれ



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